コンジョウ釣り師

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今年はタケノコが豊作でした。
孟宗竹だけあって太くて重いですね。

大きいタケノコ一個で、夫婦には充分すぎるくらい
食べごたえがあります。
これが100本以上採れましたから大変です。









次から次と、およそ一月間にわたり間断なく
採れ、とくに雨の後が凄かったです。

あっちにもこっちにも、抜け目なく誕生し、
その勢いに恐ろしさを感じました。
竹の生命力は半端ではありませんね。


5月に入ると、徐々に数も少なくなり、カタも小さく
なっていきました。
旬も終わりであります。


が、終わったと思ったのに・・・とんだヤツが現れました。





孟宗竹のタケノコはとっくに終わっています。
いえ、終わっているはずでした。

その日は偶然にも、オープンガーデンのお客さんが
教えてくれました。

「あらまあ! 根性タケノコやなあ」

指先が示す方には、ナントまあ!

そのとき、はじめて知りました。
ですから驚いたのは私たちのほうです。







しかし根性タケノコ、とはねぇー

なんとユニークな言い様なんでしょう。
地元ばーちゃんの、とっさの頓智に感心しました。



よし、ワタクシも見習おう!

いいえ、頓智のほうではありません。

頭はダメですからタケノコの
根性のほうですヨ。





先回のキスがさっぱり(1匹だけ)だったので、
根性いれ直して、今年三度目のキス挑戦です。

三日前に購入した虫エサはまだ大丈夫です。
体力も気力も根性も万事上場、
小潮ながら風おだやか、申し分ありません。


ところが
五ヶ所湾には理解できないことが起こります。

元気なワタクシに元気なベラが途切れなく、やたらと多く、

根性のワタクシにトラギスとテテカミが途切れなく、いつまでも続くわけで。

洋上に漂うこと5時間。
早朝4時半から10時まで。

過去10年間で1,2を争う長い時間にもかかわらず、
このざま(キス2匹)であります。