狂い咲き



平成27年の釣りを振り返ってみましょう。

タイラバを初めて試みたのが5月の下旬。
従って半年しか経っていません。

生餌と違い、疑似餌ですから
タイラバのイメージは怪しいものでした。

それがいきなり洗礼を受けることに
なった(ばらしましが)訳で、

「こんなことが あっていいのか」
と、
その手ごたえの凄さに舌を巻きました。


その後が恐ろしい。

恐ろしいことが次から次と起こります。

その恐ろしさを見たさに、またまた海に出ます。


月日はあっという間に流れ
夏が過ぎ、秋が来て
恐ろしさに慣れてもいいのに
一向に衰える気配なし。

とうとう冬になって、「まあこれまでか」
と思うこともありました。


しかし、一度化け物に魅せられると
魔界から逃れることはできません。


年末も近づいてまいりました。

恐ろしさに感謝をし、
今後とも色あせしませんようにと、
御祈願に出かけましょう。









(12月20日の釣果です)

可もなく不可もなし。

天変地異の最後の審判として、
いかがなものでしょう。



いわば不完全燃焼。









三日後、
恐ろしさ見たさに深夜に目が覚めました。




夜が明けるのを待ち、
前回と違う全く別の方向に向かいました。

N先輩と、※漂流友が推薦してくれたポイントです。

※注釈 (漂流中にボートフイッシャーマンと
言葉を交わすこともあり、その方たちのことを
とりあえず漂流友と呼びます)


そうそう、この場所で3人組の別の漂流友から
「五ケ所湾物語のかたですよね」と
うれしい言葉をかけていただきました。


さて、未知なる場所。

どんなに恐ろしいことが待っているのでしょう。








(12月23日の釣果です)スイマセン

超美味なるシロアマダイ
(シロだと思いますが・・・)

44cm

これを一目みたとき、まさに恐怖で
全身ひきつりました。

アマダイははじめてです。
生涯釣れないだろうとあきらめていました。



平成27年、ワタクシ66歳。

魔性の住む五ケ所湾と
狂い咲き老人の新たなじゃれ合いが
はじまりました。





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