マダイの唄


毎日毎日雨ばっかり、
いまは梅雨のどまん中

仕方ないので朝昼晩と
寝ています。

あまりにも睡眠時間が長いので
当然眠りは浅くなります。


うつら


うつら


意識もうろう

目を閉じると
デカダイの唄が聞こえてきます。

毎日毎日
止む日がありません。





最長記録の日から
一週間。

長い雨からようやく解放された日でした。

さあ、お待たせ
柳の下の5匹目のドジョウです。


といきたい

ところですが
台風の影響で波のうねりが4m、
岸壁に砕けた波が大きな霧となって、
海面を被っています。

いっぽう海水は、ながく降り続いた雨で
灰色に濁っています。

空は暗く、海も暗い


それでも行こう!
デカダイはボクを待っている





しかし、
高いうねりと最悪な水潮です。

こんな海で釣りする人間がいましょうか。


ポツリと一人、
アホしかいません。

2時間もいましたっけ。

酔ってゲロまでして、

あたりまえですが
魚信反応一切ありませんでした。










さあ、次の日
うねりはまだ収まっていません。

しかも
一晩で水潮が解消できるわけがないし



それでも行く?




そうそう、
その前に少しおさらいです。

天然の鯛には↓の画像のように
鼻の穴が二つあることを以前に説明しました。


では養殖の鯛はいくつなんでしょう?

そうです、一つでしたね。

↓の画像が一つ穴。
細長い一つ穴が養殖の証です。


いかがでしょう、
きちんと識別できましたか。



さてつぎは養殖ものの尾びれですが、
はっきり形で見てとることができます。

↓の画像をご覧いただくと
納得できるでしょう。


尾びれがシャープではありません。
まさにズングリムックリ。


ワタクシ、この画像を撮り終えてすぐに
海に帰してやりました。

たて続けに二匹もですね、
ええ海に帰ってもらいました。

結構大きかったです。

もったいないです、
いくら養殖まがいだからって、
なぜそんなことをしたんでしょう。




だれかが口にするかもしれません。

「あいつ あれだけ釣れるということは
あやしい
養殖生簀に竿入れてんじゃねえのか?」


たしかに説得性がありますね(笑)




釣果が乏しいときは
放流なんかしませんとも。

訳があるんです







いつもすいません。
長々と前置きばっかりで、





照れ屋なもんですから
すんなり出せないんです。



すいません。

きれいな尾びれ、
すべて天然ものです。




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