一寸先は?(11月5日)


10日ぶりの海です。

この間隔だったら病気にならなくて済み、
これ以上なら生きてる価値がないです。


最近はサバフグの猛襲にお手上げで、
マダイの感覚を忘れてしまいました。

まあーしかしなんですね、
秋の青い海で浮かんでいるだけでも
しあわせですから。





はっきり言って
今回は釣れる予感がしません。








湾内はサバフグだらけ。

それを避け湾口に来てみれば、
ウネリのない久しぶりの凪でした。

風の向きは幸い湾内へ、しかも弱い。
赤と青いダイヤはすぐ目の前です。

行け行けドンドン

はるか沖に出てみれば、湾口に浮かぶ葛島も
遠く小さく見えます(写真の右上)



へばりつくこと4時間、
あっという間に時が過ぎていきました。

赤と青いダイヤはカスリともしません。




ところで沖に出る前に試みたことを少し説明を。

タイラバ仕掛けで、サバフグ特有のアタリが
わかるようになりましてね。

サバフグと判断したら、ただちに
金属製ジグに変更です。

ジグはダイソーの安物ですから安心。
これでサバフグが面白いほど釣れますから。

相賀浦の前で、仕掛けを降ろすごとに
毎回ヒットし、ジギングの練習だと思い、
ひたすら釣りまくりました。


もしサバフグがメジャーな釣り物だったら
ええそうなんです


ワタクシは間違いなく
釣り界で300年に一度の・・(涙)


話が脱線しました。
で、釣り続けたサバフグのアタリが無くなったら
再びタイラバに戻し、の繰り返しをやってみた訳です。


この試みの目的は
いかにタイラバの損失を少なくするかでしたが。



湾口では成功したのですが、
湾内ではご覧の通り。

始めから決めていました、
本日はタイラバの仕掛けは10個までと。


ワタクシ、「噛み切る」という行為に対し
人一倍の憎しみを抱いております。

鹿!
侵入防止のネットを簡単に噛み切ります。

奴の執拗さに、どれほど泣かされたことでしょう。

地上では鹿、そして海上ではサバフグ、
しつこさではイイ勝負です。






サバフグから逃れ逃れてどうにか見つけた
赤いダイヤ。

たて続けに二つも、
でも小さいのでリリースです。

帰り際に言い聞かせました。

「かわいい赤づきんちゃん 会えただけでも
爺はシアワセじゃ
今度はお姉ちゃんを連れて来なさいね」











(11月5日の水揚げ)

ウソみたいなお話し。
赤づきんちゃんが本当にお姉ちゃんを連れてきました。

これを釣り上げたのは10個めの最後のタイラバで、
しかも今まで実績の無かった白色のタコベイトです。


42.5cm

こんなことって、あるのかなあ








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