ただでは帰しません(10月2日(月曜日)

タイラバ仕掛けはサバフグの猛襲により、あっけなく
消え失せます。

市販品は1,000円前後と高いので自作に挑戦。

気になるのはその値段、いくらになるのでしょう?

...


・ハリス YGK製 シーハンター8号35cm  31円

・フック がまかつ製 チヌ針6号2本  44円

・ネクタイ マルシン漁具製 シリコンラバーシート
       450円→29ケ切採り  16円

・チェンジストッパー  オーナー製  44円

・オモリ  関門工業製 徳用12号(45g) 45円



  合計 180円



うん、これくらいなら 「もってけドロボー」 だ。

ただし、歯の矯正が絶対条件、
ただでは帰しませんから。


ところで仕掛けの消耗ですが、
サバフグが居なくなる時期(9カ月間)は、
せいぜい1〜2ケで済むでしょう。

しかしサバフグが押し寄せる秋は、
最低5ケは覚悟しないといけません。

金額にして
180円×5ケ=900円

およそ1,000円
これを高いとみるか、安いとみるか。



本日もきっちり5ケ使い切りました。
およそ半日での消費数です。

丸一日だったら、倍ちかい数になります。

もし市販品の仕掛けだったら、一万円。


それでマダイが一匹も釣れなかったら、
サバフグだけの遊興費に一万円です。


「もうイヤだ! 五ヶ所湾に来たくない」

となり、

ワタクシだったら一生、
この湾に近づかないでしょう(笑)





(10月2日の水揚げ) ★トレイの長さは43.5cm


本日もなんとか釣れました。


サバフグが居なくなるまでの三か月間は、
祈りにも似た釣りとなります。




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カンピューター(10月8日(日曜日)


暑くも寒くもない一年で一番気持ちの
良い季節は秋。

しかし秋はあっという間に過ぎていきます。

だったら、ワタクシも必死に秋を追いかけよう。



本日の天気予報は風弱し、ウネリ弱し、そして晴れ。

待ってましたよ、この日を!

予報通り、肝心な湾口のウネリは気になりません。



しかし、
湾口に船の姿が見えない。

みんな沖へ沖へと走り去って、湾口は
いつもの、ひとりぽっち。


今日は(も)湾口を、大金をはたき買い占めた、
と想いましょう。





プロポーションは典型的な養殖系です。

湾口より少し沖で釣れました。

なんで湾口までやって来たんだろう。

養殖いかだの周りで、こぼれエサで生きていけば
安泰だろうに、

それともなにか、
厳しさに挑戦しようと?


よし!
その志を買いましょう。

ただちに海にお帰りいただきました。





さて、広い湾口のどこを流すか?

あてになる鳥山も無ければ、他の船もいない。

頼りになるのは魚探よりもカンピューター。



今は引き潮、
湾内の海水は湾口に向かって吐き出されます。

おそらくその海水は、前々日の大雨で冷たく、
それを嫌うマダイにとって居心地のイイ場所となると?


岸寄りは海水温が高そうだが、そういうところは
決まってサバフグの縄張りとなっている。

中央は海水の流れ道となって、水温は低いだろう。
(前回の湾口は、中央で良く釣れたのですが)



となると、

残されたエリアは、岸寄りと中央の間。



頼りにしてまっせ
カンピューター






(10月8日の水揚げ) ★トレイの長さは43.5cm

あたりー!!



これ以上釣っても冷蔵庫に入りません。
バーヤに叱られたくもありません。

10時前に湾口から撤収しました。





余談ですが、リールのドラグが鳴るだけで
ちっとも巻けないことがありまして、

ぐふふふ
そろそろ顔が見えるかなと、

アラ〜〜〜

スッポ抜け
針先が曲がってました。


・・・・ふー よかった


何がよかったかというと

ひとつは放流の手間が省けたこと(悔涙)

もうひとつは、三日後に来湾予定のナカニシグループの
手に落ちないこと。

これが一番大事なことです(笑)




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