モチベーション (7月22日(土曜日)


バカだねえ

暑さをしのぐものがない海に、
しかもチットモ釣れない海に

いい歳こいてさ・・・


潮の動きがイイという理由だけではありません。



予感がするのです。

朝ドラも来月から終盤に入り、
みね子のお父さんもそろそろでしょう。

ワタクシもそろそろかなと。




干潮が11時前です。

しかもド干潮ですから、
我が家のスロープは使えません。

したがって11時前後は帰りたくても帰れないし、
しかも潮どまりでは釣りにならないし、
二重苦となりました。


さてどうする?


本日はここまで、朝いちのマダイ一匹だけ。

僚船のヤマさんとキタさんも、
かなり厳しいようです。



ついでに他の僚船情報ですが、

ナカ(N)先輩グループは50cmオーバーが続き
イットキの絶好調に酔いしれており、

ミナミ先輩は良型イサキの数釣りにご機嫌で、

まさに釣りは大儀なき裏切りの世界、
一寸先は読めません。









とにかく焦りは禁物。


果報は寝て待て、でしょう。









ボートから降りて、近くの公園に行きました。

良かった、だれもいません。

日陰のベンチで昼寝♪







夢ウツツ

ふと夢の中に・・・



もし湾の中央付近に休憩所があったら
どんなに素晴らしいことだろう。

ボートを寄せる桟橋があって、トコトコと歩くと
お洒落な建物があるの。

ドアーをあけるとクーラーの冷気がうれしい。



おっとその前にやらねばならないことが。

入り口にポツンと置かれた消臭剤、
これでシューと体に吹きかけ生臭さを
消します。

エチケットですから。


中に入るとコーヒーの香りが漂ってきます。
カンターの向こうから馴染みの声が、


「ああら うれしい  いしさーん」



彼女は過去のことは喋らない、
分かっているのは今は独身ということだけ。



コーヒーは桟橋使用料と消臭剤込みで1,200円。


ドアを閉める背中に、いつものやさしさが。



「大丈夫 今からよ 大きいの釣ってね」







「大丈夫 今からよ 大きいの釣ってね」







「・・・・・・・・・」







しっかり一時間、寝ました。

なんだかイイ感じ、



釣れる予感がしてきました。








(7月22日の水揚げ)



まあ あれですよ

気持ちの持ちようですね。







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ドラマチック (7月29日(土曜日)


湾口から外は大海原。

どこかに大物が潜んでいそうで、
釣りロマンが掻き立てられます。

しかし本日は台風の余波でウネリが高く、
湾内にとどまるしかありません。



まあ、このほうがイイかも。

湾内を丁寧に流していけばいい訳で、
ポイント探しに頭を悩ますこともないでしょう。


ついでに大物への未練を捨て、
50cmに執着しないこと、欲をかかないこと!

こうすれば釣りはグッと楽しくなるかもしれません。




思い起こせば昨年の9月11日、
55cmのマダイが最後でした。

途中にゲタをはかせた元旦の49→50cm。

もう一年になろうというのに、50cm超えがないのです。
しかももうすぐ、サバフグ猛攻の季節となります。





はて本日は、なんともなりません。
早朝の地合いも過ぎました。

常連のヤナさんもダメなようで、
ナカニシ(N)先輩グループもダメなようで、




もう昼も過ぎたというのに


アカンですなあ



と諦めていたときでした。

ドカーン!!
の48cm


みんなが冴えないときだけに、
これはうれしい。


ぐふふ
ナカニシ先輩グループに自慢しなくちゃ



先輩ボートに横付けし、手柄話を
しようとしていたら



ナニ

ナニナニ

どうしたの?



イシカワ先輩の竿がひん曲がっている。


ここは浅場、水深10mそこそこ、

しかもあと一刻したら潮止まりだ、




あり得ないことが起きた。




ドカーン!

ウヒャー
66cmのデカマダイ

おめでとうございます。


イシカワ先輩は朝からボーズだったと、
嘆いていた矢先のこと。

ワタクシの48cmがとても小さく見えました。





話かわってビデオで見ました、本日の朝ドラ。

ようやく再会したミネコのお父さんは、
美しい女優さんと一緒に生活していました。

ミネコはおもわず叫びます。

「イヤです こんなの!」




こちらは現実、

ようやく再会した66cmのお父さんは、
他の人の手にかかりました。

ワタクシもおもわず叫びます。

「イヤです こんなの!」







ところでナカニシ船長は?

ええ、なぜか趣を変え、
タコ釣りに専念されていたようです(笑)








そろそろ帰ろうかなと思ったところに、
ナミハラさんグループです。

先ほど安乗での釣りを終え、五カ所湾に
移動したばかりだといいます。

タフですねえ。



ナカニシ先輩グループは遠くに霞んで見えます。

ワタクシは
我が家のスロープが満ち潮で使いものになるまでの
時間つぶし。

大物が今まで釣れたことがない
場所で、


ナミハラさんグループが忘れ物をし、
トンボ返りで帰った後で、


どんよりとした海上には
船もなく、



静寂に身を預け、

無心というか、

ただの時間つぶしだけに・・



帰ってからボートの後始末は
イヤだなあ

魚の下処理もイヤだしなあ

などと、

66cmのお父さんが思い出され



フーです。







ん?

ん?

なに






ななな


デカー これは!

60cm


こんなことがあるんでしょうか

ついに会えましたよ

お父さん












(7月29日の水揚げ)

お持ち帰りはこれだけにしました。









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