ドラマチック(2月9日(金曜日)


15℃
測定水温が高い!

大寒波が居座っていたから相当低いだろうと、
前回の11℃と同じか、
それ以下だろうと思っていました。

ところが15℃ですから何度も目盛りを確認しました。

その前にビックリしたのは、水温計を海底に落とし込んだとき、
いきなりカツン、カツンのアタリ。

オヤオヤ なんだろう?

以外にも水温計がメタルジグ(疑似餌)になったのでしょうか。

寒すぎて、魚信など無いと覚悟していたのに、
朝一から予期せぬ出来事です。




さてボーズの言い訳として、
低水温を期待したのに、完全な裏目と出ました。

これは、素直に喜んでいいのかどうか、
実力が伴わないだけに、今日一日が不安です。


・・・

・・・

やっぱり

時間がアッという間に過ぎていき、
不安が的中。


水温が以外にも高く、魚の活性もあっていいはずなのに、
負の連鎖から抜け出せません。


そういうときは[珈琲館・汐見]に行くにかぎります。





いらっしゃい♪」

木製のドアーを開けると、いつものゆり子さん。

そうそう、何のことか分からない人もいるでしょうから
ゆり子さんのことを少し紹介しましょう。



エー、
彼女は長年の都会暮らしに別れを告げ、
おひとりで五ケ所に移住されました。

お仕事で貯めたお金で喫茶店を開業し、
とても美しく、しかもやさしいかたなので
隠れファンが急増しているらしいです。

ところで、なぜ店の名前が[珈琲館・汐見]かだって?

ふふふ
モチ、名付け親はワタクシ。

二年前のオープンガーデンのお客さんで初めてお会いし、
それからのオトモダチということでして、ええ。

名の由来は汐見ガーデンにありました。



彼女は、いつもの微笑みで、

「あ〜ら、今日も渋いのね、
大丈夫、わたしが祈ってあげますから♪」


「うっ・・ありがとう、また来ます」





ふぅー
 気分転換にはバーチャルが効きます。




さて肝心の水温計ですが、ワタクシはのように
簡単に付けています。

ついでですが、
仕掛けの向こう側に岬が見えますね。

そこに、うわさの[珈琲館・汐見]があります。

残念ながら建物はオモリが邪魔して見えませんが(笑)






釣れそうな予感です。

さっそく気絶するような鋭い引き。

ジャンボのクソエソでした。


またもかと

ん?

重い!

これはメタボのジャンボエソかと






ヒャーーーーーー

なんじゃあ 




シロアマダイ 51cm 1.5kg

日本の超高級魚アマダイでした。

キロ当たり12,000円くらいと言われています。

ちなみにアカアマダイはキロ当たり3,000円くらい
(詳しくはhttps://akamutsu.com/overviews/koukyugyo/をどうぞ)

これは1.5kgですから18,000円となりましょう。

まさに幻の魚です。


およそ二年前(平成27年12月23日)に、
44cmを記録していますから
生涯これで2匹めとなりました。






(2月9日の水揚げ) ★トレイの長さは43.5cm


わからない

一番釣れない時期だと、あきらめていたのに、

わからない。


釣りの魅力は不意打ち、
万に一つ、こういうことがあるんですねえ。





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