どこまで持つか(6月20日(木曜日)


梅雨があければ猛暑がやって来る。

海面からの照り返しが加わり地獄のような
暑さとなるでしょう。


あとわずか数週間しか残されていません、

あの灼熱地獄絵図を見なくて済むのは。




北風に流され、いったいどこに行くのでしょうか、
湾口に浮かぶ葛島がどんどん離れていきます。


岸寄りに浮くシーカヤックを発見。
そこはアカハタ狙いにとっては絶好ポイントなんでしょう。

さっそく携帯電話でエール交換が始まりました。

実は知り合いになったばかりの腕利きのガーデナーさん、
話が弾んだのは昨日のことで、湾口で会いましょうと、
別れました。

そして今日、
ガーデニングとフィッシングを共通の趣味とする
老年たちの、一日ぶりの再会となったのです。



いやー、人の出会いはどこでどう発展するか
分かりません。

昨年はこんなこともありました。
汐見ガーデンに度々訪ねてくださるササユリ愛好家さんと、
海上で突然出会ったのです。

まさかそのかたがボート釣り師だったとはねえ♪




で、
肝心の湾口での釣果ですが

その前にスゴイことを一つ


オモリは水深のある湾口ですから15号です。
ちなみに湾内はN名人グループに見習い、12号で通しています。

スゴイのは度々替えることなく、通していくことです、
ええ、オモリではありません。

ズバリ、仕掛けです。

この仕掛けは前回(6月13日)と前々回(5月13日)と
全く同じものなのです。



終日、それも三日間というものが、いかにスゴイことか
順を追って説明していきましょう。


今回は湾口ですからデカサバフグから逃れることが
できません。

当然いつものように、
ペンチで前歯の矯正手術を施しました。


湾内に戻れば、エソの鋭い歯が待っています。

当然いつものように
ペンチで唇の整形を施してやりました。


前回(6月13日)には52cmのマダイを釣っています。

さらに前々回では大型エソも釣っています。


これでは仕掛けの損傷は必然的で、
原型に留めている事自体、まさに奇跡といえるでしょう。



もう一度仕掛けをご覧ください。

ハリス(糸)ですが、ほぐれてフヤフヤで、
いつ切れてもおかしくありませんね(笑)

フック(釣り針)は何度も何度もヤスリで研いだので、
針先が短くなってしまいました。




道具箱には未使用の仕掛けがたっぷりあるのに、
もったいないとか、古いものを大切にと
いうものでもありません。


そもそもいつくるか分からないドッカーンに備え、
傷みが散見されれば交換すべきなのです。


ましてこれほど痛んだ仕掛けを使い続けるアホが
この世にいるでしょうか。


・・・

わからない

どうして替えなかったのでしょう


ひょっとして痴呆的釣り師に開眼か!

結果的にスゴイことをしたように思えます。





(6月20日の水揚げ) ★トレイの長さは43.5cm

午前6時半から10時まで湾口をさ迷っていました。
釣果はすべてこの時間帯のものです。

タイラバは万能、
大型グレもくるんですねえ!



ところでボロボロになった仕掛けですが、


まだ使えるんです・・・





TOP