(9月17日(火曜日)


あれからちょうど2週間、

天気予報の最高気温が30°を下回っているものの、

風がやたらと強くてねぇ。




はたして釣れるんだろうか、

と弱気が続いているときにドカーンの

58cm♪


帰ってからの仕事量を想うと、
持ち帰らないほうがマシだろうとリリースするつもりでした。

しかし針が喉の奥に刺さっています。

ペンチで外すのにさんざん痛めつけたようで、
生き返る確率が低いと判断し、持ち帰ることにしました。


ところで仕掛けなんですが。

ネクタイだけの省略化に加え、前回の使い古しで、
針先をヤスリで研いだだけのものですよ。

わかりませんねえ

過去にも同じことがありました。





ピンぼけですがマダイの重さは2.3kg。

フフフ
現場で魚の重さを計るのは初体験。

この重量計付きフイッシュグリップですが、
外国にいる娘からの贈り物であります。





フイッシュグリップを少し説明しましょう。

エー、まず左側は過去に2回も誤って落としたものです。
これは3代目、価格が1,800円くらい。

長所は価格が安く丈夫なのですが、フック部が魚の口に
入りづらいことです。



それを解消したくて購入したのが真ん中。

機能的には文句なしですが、残念なことに
超大物(笑)の使用中に強度不足で壊れました。

これは2代目で、 価格は3,000円くらい。



右側は前回(9月3日)から使いはじめたおニュー。

ワタクシが何の催促もしてないのに、娘が勝手に
機種を選択し、古希の祝いとして贈ってよこしたものです。

オーシャングリップOG2507、
価格は15,000円くらいかな。


ワタクシの望むところは、
[気持ちよりはお金、心づかいより現物を]

それを、だれよりも一番知っている娘です。

やっぱり身内はこうでなくちゃ♪


海に落としても沈まないように、
浮きをつなぎ、万全を期しました。





さて、風が強く波も高いので、
湾内でおとなしくしていると、

いたるところでコレがきました。


ハマチの子供ですからシャープな引きが楽しめ、
釣趣は申し分ありません。





オウモンハタもいたるところで会えます。

サイズが20cm前後と、統一されているのが面白いね。

過去のわずか数年間の記憶ですが、
アオハタが腐るほど釣れた年がありました。

またある年にはマハタばかりのときもありました、
そして今年は
オウモンハタのバカアタリとなるのでしょうか。



今回意外なのは、サバフグに襲われなかったこと。

その代わり、小型のエソがわんさか迫ってきます。


不思議ですねえ、
海の生態系に謎が深まるばかりです。







(9月17日の水揚げ) ★トレイの長さは43.5cm

持って帰るのはトレイに収まる分だけ。

それ以上は、バーヤ協定によってリリースとなっています。

マダイは塩焼きサイズが合計4匹釣れました。
しかし、協定違反になりますから潔くリリースね。


今回注目すべきは、デカマダイもさることながら
シマアジが釣れたことです。



釣り味、食味とも五つ星のシマアジを、
初めて釣りました。

シロアマダイ(アカアマダイとは違います)と、
天然シマアジ(養殖シマアジとは違います)は、
超高級魚とされています。

ですからシモジモの口に入ることはもちろん、
目にすることも無いだろうと言われております。




それを、たそがれ老人ごときが、

ああ、
なんという運の良さだろう!




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