(3月18日(水曜日)


海に出れば、さらに大海原へと向かいたくなる。

湾内で一日過ごすよりも、一時間でもイイから
湾口へ飛び出したくなるのです。


まあ、スケベ根性ですね






湾口は、
いつもと同じでアタリがありません。

肝心の海底水温は、湾内と同じく最低レベルの16度。

これじゃあねえ


風がやたらと強く、ウネリも相当大きい、
こんな悪環境で居続ける理由がありましょうか


ない ない!



それでも帰ろうとしないわけは

あはは、
たんにスケベなだけ


もし、千に一つ

ピンクのドレスを着たべっぴんさんが
気づいてくれるかもしれない


さあさあ、こっちですよ
お嬢さん

美味しいご馳走が見えるかな〜

安心してお食べなさいね


さあ、パクンといきましょう

思い切って パクンと

パクンと


パクンしてえー





ああ、

本日も妄想が止まりません





 
 (3月18日の水揚げ) ★トレイの長さは43.5cm

湾内でのガツーンは、

白子をたっぷり蓄えたオスでした。


オスは一足早く、浅場の産卵場所にたどり着き、
ピンクドレスのべっぴんさんを迎えるようです。



なんだかねえ

せっかくメスを待ってたのに、その機会を奪ってしまい、
悪いことをしました。



とにかく今の時期は水温が最低となりますから、
べっぴんさんは浅場にやって来ません。

久しぶりにお会いしたスギさんも嘆いておられました



オウモンハタは普段リリースするところですが、
枯れ木も山の賑わいってとこで・・



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