(4月7日(火曜日)


ポカポカ陽気が続く2020年春、真っ盛り、
人々はコロナ感染に慄き、動きを止めています。

重くて暗いニュースが世界の空を覆い、
雲間の青空が一向に見えてきません。


みんなが必死で耐えている中、
いつもと変わらない生活ができるなんて

感謝しなくちゃ


釣りができる海に感謝、感謝





湾外で初めてのアタリ、
 
「なーんだ、キサマか」
鋭いハサミでサバフグをギューっと、

歯の矯正手術も要らなくて超ラクチン。


穏やかな湾外なのに、釣りボートが
視界に入りません。

肝心のカモメもいない。



魚探を持っていないので、無駄に
動き回るしか方法がないのです。


魚のいる場所を嗅ぎつけるにはどうしたら
いいのだろう。


ワタクシには第六感しかありません。






 
 
こわれかけの第六感が的中!

小さなナブラを見つけたので、先回りして
わざと遠い距離に
ダイソウジグを落としてみたら

ガッツーン♪

グヒヒヒヒ

何がうれしいかって、そりゃあもう
百万回の念仏がかなったヨロコビ、

苦し紛れにひらめいた第六感、
999回の無駄骨が1回の成功につながったのです。




小学生のころの、ため池や小川の釣りとまったく
変わりません。


夏の長い一日、
魚の気配を求め隣村までの遠出は
たいがい一人でした。

足がクタクタになって、
祈る気持ちで投げた浮きがピク、ピク、ピクと、

そして竹竿がグンとしなったときのヨロコビ。


あのころの興奮と今の興奮と、どこに違いが
あるのでしょう。


だって、釣りの前日に興奮して寝れないのは
今も同じ、

70歳にもなるのに、やたら興奮して
寝れないのです。


第六感に頼る釣りは、少年から老人へ時空を超え、
その精神は
いささかもあせることはありません。






 
 
今回は浮気してタイラバサビキもやってみました。

アジを釣りたい一心で、根気よく続けたのですが
サビキに飛びついたのはオウモンハタとトラギスだけ。


まあ、太陽があがってからは
しょせん無理だろうと思っていましたから

ハハハ

「日中に釣れない」、ということの
確認作業に励んだということでした。





 
 (4月7日の水揚げ) ★トレイの長さは43.5cm

湾外でハマチとマダイ一匹づつ。

湾内もハマチとマダイ一匹づつ。


昼過ぎの湾内に、本日はじめて釣りボートを発見。

滋賀県のかたで、ホームページを拝見されており

「永世名人ですね」との冗談をいただきました。


アハハ

思いもよらぬ釣り友をゲットしましたー♪




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