（5月21日（木曜日）

船が一隻も見えない。 カモメが一羽もいない。 見えるのは爆音をまき散らす遊覧ヘリだけ。

五ケ所湾はどこに行っても小サバ。 ジグの針（自作）は3本、 その全てにフックするくらい多いのです。 よく分からないのは、 ダイソージグは40グラムの大きさ、 小サバの口ではどう間違っても入らないのに？

湾口から見る真北は我家の方向。 龍仙山が真ん中に見える方向でもあります。 暑くも寒くもなく、 これでドッカーンがあれば最高なんだけど・・ ドッカーンがねえ タイラバでもとジグでも なにをやっても小サバしかきません。 一番やっかいなのは針外し。 プルプルプル うれしいはずの魚信が、 反射的に苦痛に感じます。 針外しの手間を省くにはこれしかない プルプルと同時に思いっきり竿をしゃくり上げ、 小サバの口に掛かった針を力づくで外す、 いわゆる口切れ（口を引き裂く）ですね。 プルプル バッシーンと竿をしゃくり プルプルときたら バッシーン プルプルときたら バッシーン プルプル バ バッ バッドッカーン！ きつめのドラグなのに 止まらないのだ 止まったと思ったら、すぐに出ていく

まあ、こんなこともあります 魚体からすっかり血を抜いてやろうと とどめを刺すのは止めたのです。 ストリンガーに引っ掛けて泳がせておいた はず が ない！ ヒモが外れたのです ステンレスフックから外れた！ 急いでジグを落とし、ヒモをフッキング よかった♪ 間一髪だった やれやれだ、 余裕で重くなったジグを上げるのですが バケモノはストリンガーをつけたままゆっくりと 姿を消していくではないか 重くなったジグは？ なんだ、 小サバのパーフェクト掛けかよ 重いわけか ・・・ ・・・ ・・・ 帰りたい ひょっとしたら 浮かび上がるかもしれない その場から離れられないのです バカだねー ストリンガーのヒモ狙いの ジギングを何度も、何度もやるんだから

まあ　こんなこともあります ダメと分かっていてもバケモノのストリンガーを フックさせたい執念が 何を間違えたか ドッカーンですがな バケモノより小さい、それでも50ｃｍの真鯛

（5月21日の水揚げ）　★トレイの長さは43.5ｃｍ 本日は疲れました 小サバの口切れ目的の激しいしゃくり、 バケモノとのやりとり ストリンガー回収の試み 50ｃｍ真鯛とのやりとり。 しだいに波が高くなった湾口でした。 うーーん バケモノねえ 己の胸の中にしまっておきましょう 70ｃｍを超えていたなどと、だれにも 言わないでおきましょう

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