庭仕事
梅雨の晴れ間を狙って五ヶ所での庭仕事。
三日間の記録です。

金曜日
朝7時過ぎに名古屋発、今回はいつもより一時間以上遅い出発。
9:30 降り口の玉城インターをうっかり通過してしまった。
 やむなく鳥羽経由でいくことに。無料になったパールロードを
 海の眺めを楽しみながら走った。 

11:00 五ヶ所に入って地元スーパーで買い物、ついでに
 M工務店に立ち寄る。

12:30 昼食を済ませ、新品の表札を取付けた。
 いままで客人が訪ねてきても迷うばかり、それが解決した。
 草刈機用の燃料を買いにガソリンスタンドへ、ついでに車の
 燃料補給もした。これで帰りは安心だ。
 さっそく、道上敷地の草刈開始。
 一週間前に妹たちが、伸び放題の垣根を剪定してくれた。
 春から続けた伐採の結果、道路際は以前と比較にならないほど
 あかるい。
 しかし、2週間ほどで一気に成長したのが熊笹。
 柔らかいうちが楽なので徹底的に刈り取った。
庭仕事への完全武装。
扇風機付蚊取器2丁は必須装備也。




15:00 農婦の指示で小休止
 きちんと休みを取らないからケガをするのだ、と叱られる。
15:30 草刈開始、途中、草刈機の燃料を補給。
 草刈続行、途中、草刈刃の交換。
 農婦の姿、一時見えず。

18:00 タオルが大量の汗を吸いズッシリと重い。
 冷茶を立て続けにコップ4杯、その後、シャワー。
 さっぱりした後、夕食の買出しにスーパーへ。

19:00 買出し前に急遽思いついたのがホタルの観察。
 民家が途絶えた暗く細い農道を進んでいくと、やがて
 ホタルの里に辿り着く。
 先客に地元の爺さんが一人。軽トラのライトを点滅させた。
 そうするとホタルが集まってくるのだとか。
 近くで「キーキー」と鳴くのが聞こえた。
 あれは鹿だと教えてくれた。

21:30 スーパーで買ってきたイチゴ氷が食後のデザート。
 こどもの寝る時間はとっくに過ぎている。
 ベッドで横になったとたん、爆睡。
 
我が家の竹林(雑木混成林)。
左側の竹はハチク、右側のはモウソウチク。
節の輪の数で判別。
ハチクは2輪、モウソウチクは1輪。
本日より違いの分かる男になったのだ。
いずれの竹の子も劇的に美味い。



土曜日
2:00 五十肩の痛みと生活習慣から起床。
 階下に降り、ホタルの光(ウソ)で樹木図鑑を広げた。
 竹と漆のことを勉強したのだった。
 歳とともに学問へ目覚め、驚愕に値し・・・

7:00 二度寝(パターン化している)のあとの起床。
 
8:00 道路下の敷地の草刈開始。農婦は花の手入れ。
9:00 M工務店が訪ねてきて土方工事の打合せ。

10:30 再び草刈開始。草汁の飛沫がメガネにつくと、途端に
 視角不良になる。

11:30 小休止。水をガバ飲みして元気回復。

12:00 農婦は昼食準備。  農夫は完全武装で竹林突入。
 今年生えた竹の伐採である。急斜面をよろけながらも根気よく
 切り倒していく。 誕生して間のないうちが楽なのだ。

14:30 農婦が「イイカゲンにしなさい!」、と叱りに来た。
 ちょうど終わったところだった。

15:00 シャワーを浴びながらパンツを洗った。
 よくあることだが、パンツをバッグに入れるのを忘れた。
 替えが無ければ洗って干せばすむ。 バカにすんない。
 ついでにと、客用のフトン干しを手伝わされた。 バカにスンナイ、
 スッポンポンなんだぞ。
草刈機を上手に使いこなしている?働き者の農夫。

どこかボクちゃんふう・・・なんだな。


...................  遅い昼飯を食って昼寝。

16:30 起床。 燃料補給し道際の草刈開始。

18:30 ほてった顔に海風が心地よい。
 海に浮かぶ筏が揺れている。
 常連のチヌつりの夫婦が帰り支度をはじめた。
 お隣の並原邸、庭先に干していたフトンがとっくに消えていた。
 草刈の工程をすべて完了することにした。
 風呂に入った後、行きつけのラーメン屋で腹一杯食った。

21:00 ベッドに入って読み物を広げるが、1ページもめくらない。
 爆睡。

日曜日
1:30 五十肩を酷使したらしく、とても痛く目が覚めた。
 冷えたイチゴ氷のおかげで気分が落ち着き、
 なにも聞こえない夜の静けさに、しばらく浸っていた。

7:30 農婦にせかされて起床。農婦より遅く起きるのはめずらしい。
 
8:30 朝食のあと庭仕事、第二弾開始。
 側溝のドブさらいがメインである。
 急な坂を一輪車で3往復、毎度のことながら疲れる。
鎌で草刈りしているのは農婦です。
農作業も、すっかり板についてきました。


10:00 水分を補給し庭仕事、第三弾に切替。
 今回予定の最終コースは木立の剪定。
 この剪定作業は、庭仕事のなかでも一番楽しい作業だ。
 ただ、剪定したあとの木の始末が無ければ、の話であるが。
 
 バッサ、バッサと切り倒す。
 あまりの快感に時間を忘れ、行き着くとこまで行かないと
 止まれない。
 農婦がまたまた叫んでいる。
 
12:30 シャワーを浴び昼食、疲れたのでベッドへ直行だ。
 窓から聞こえるは小鳥の声。 幸せな午睡のひととき。

2:00 不動屋さんの声で目が覚めた。
 ちょうど雨が降ってきたし、帰ることにした。

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平均すると一月に3,4日ぐらいだろうか、五ヶ所にいるのは。
のんびりするつもりで来て、いつも疲れ果てて帰る。
都会で静養し、元気回復を待って五ヶ所に来るようだ。
本来は逆のような気がするのだが・・・・
でも、それがまた楽しみ? 
草刈機の刃の展示です。
肩を痛めているので事故を心配し、右下の物を
今回は使いました。刃はプラスチック製。