シュロの木

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 五ヶ所に通いだして10年近くになろうとしている。
もうそろそろノンビリしてもいい時期だが、いっこうに出来ない。
欲ばって土地を広げたのもあるが、そればかりではない。
セワシクしていないと満足できない。という哀れな性格が、いつもでたってもノンビリできない原因かもしれない。
幹を覆っていた毛の皮を剥いだシュロの木。
なんだか椰子の木に似ていませんか?
でも、とても寒そうですね。
カワイソウに、いきなりストリップにされちまったのだから。

皮を剥くのは根気が必要です。下からでないと剥けない。
一本の木で半日以上かかります。
土方の大将に教えてもらい、サワリのつもりで手をつけたの
ですが・・・

一度やりだしたら途中で止まれなくなりました。
せっかくの五ヶ所の休日。
シュロの皮剥きに二日もかけていました。


モグラです。
犯人を突き止めました。

崖に穴を開け、大量の土を落としました。
昨年一昨年の夏に続いての3回目の被害。
今まではミツバチでしたが、季節変わってモグラに
バトンタッチしてきました。



土方仕事して、たっぷり汗かいて夕飯を食えば
あとの行動は時間割り通り。
8:30には寝床の中。
小学生以上に規則正しいのです。

しかし、歳の差は変なところで現れます。
夜中の3:00頃に突然目が覚め、そのあと眠れなくなります。
ひとりぽっちの夜中で、時間を消費するには読書しかありま
せん。テレビもラジオも無いのです。

ですから一月に二日間ぐらい、ボクは生まれ変わったように
読書の知的生活を送ります。



本格的な物置を造るのに基礎工事をしました。
アンカーも打ち込んであります。
水平レベルも完璧です。
物置には購入予定のミニ耕運機を収容するつもりです。

お馴染みの地元氏が様子を見にやってきました。
ヨットハーバー創設以来のスタッフの方で、いつも
なにかやと面倒みていただいております。

地元とのふれ合いも、田舎ぐらしの基礎。
基礎工事は何事も万全を期さねばなりませんね。