小さな鯉のぼり |
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風薫る五月、連休 いろんな人が訪ねてくれました。 |
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五月晴れとなった連休の初日。 それは悪夢から始まりました。 突然迷い込んだ金髪の女。 はるか遠く、北の国からの妖怪です こんな遠い所に訪ねてくるなんて、うれしくてうれしくて。 おもわず抱きしめるとこでした。 −オカマでさえなかったら。 爺様からのオミヤゲもありました。 仙台のセブンビーチのみなさま、ありがとう |
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金髪が去った跡は寂しさが残ります。 そして寂しさは、つぎの来客を招き入れます。 この日はバーベキューがメイン。 子供を含め20人。 娘二人が食材の担当ですが、 結局買い足しに走ることになりました。 バーベキューは 昨年の春に続き同じ場所で、二回目となります。 土を掘り、周りを石を並べただけのものです。 |
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不要になれば、土を埋めて均せばいいだけ。 これが案外、出来そうで出来ないようです。 キャンプ場では自然をイジルということで 許可にならないようですね。 さてまず鉄筋棒を渡します。 それから大きな網をのっけます。 二枚用意したのは今回初めてです。 ああそれから薪の火付けですが、これはワタクシの 得意とするところでして、 少しお耳を拝借。 |
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えー まずは 追加の薪なしにですね、炭火状態を二時間以上 もたせることがベストです。 そのためには火床づくりが大切。 それには燃やし始めてからたっぷり一時間半以上 かけなくてはいけません。 火が通った薪を隙間なく水平に並べるのがコツです。 さて、 空は雲一つない初夏の陽射しです。 こんなとき、縁側の日陰に寄り集まります。 縁側の面目躍如、というところですね。 |
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次の日も快晴。 別の客人を迎えます。 そして、昨日に続きバーベキューです。 大人にはサザエの坪焼きが好評です。 子供は焼肉と焼きおにぎりかな。 みなと一緒の食事は楽しいなあ。 どんどんたいらげてしまう。 少年は五ヶ所が初めてだ。 五ヶ所の自然をどんどんたいらげてしまう。 子供は大食漢だ。 またひとり、五ヶ所の熱烈ファンが誕生しました。 |
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人はみな枯れていくもの 枯れるものを少女はほおっておかない。 爺の醜い顔に美しい花を添えてくれます。 流れに身をまかせます。 |
人はみな童心に帰るもの 重ね重ね お見苦しき光景 すみません |
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