五ヶ所野人
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      夏から秋、自然の動きについていくのがやっと。
      
      きょうもジジイは、はかない挑戦を楽しんでおります。。





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キンチョウです。

日本の夏の金鳥ではありません。フマキラーでもありませんよ。
黒のかたまりが出現。
妻の悲鳴で一気にキンチョウが走りました。

庭のいたるところで黒いかたまりが出来ています。
こぶしほどの大きさでしょうか、
落ち葉の下はもちろん、地面のそこかしこにありました。

黒いかたまりの正体は、数えきれないほどの幼虫。
毛のはえたウジ虫みたいで、とてもグロテスクです。







アブに似たケバエという名前が親。
幼虫は腐敗した落ち葉などをエサとし、優秀な掃除屋さん
と言えましょう。

ともかく親も子も人畜無害ということでホッとしました。
それにしても今年はクモといい異常発生が目立ちます。

そうそう、面白いことを発見しました。
幼虫のかたまりを見つけ次第、踏みつけたり蹴飛ばしたり
しました。
しかし次の日には判で押したように元気なかたまりに
復活しています。

かたまることによって天敵から身を守るようですね。
鳥の眼からは、黒いかたまりが虫に見えないのでしょう。






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一晩で捕獲したムカデです。
グロテスクがつづき申し訳ありません。

さてワタクシは雨の日を除き、ほぼ毎晩夜回りを続け、
害獣への威嚇と同時にムカデ退治も兼業していました。

このムカデ退治、
新たに始めた「趣味」でして、
捕獲数が多い日はとても気分がよかとです。

逆に成果が無いときは、せめて一匹でもと
いつまでも庭をはい回っているありさまでして。

ことしの成績を発表しましょう。
一晩5匹が2回。
同じく4匹が2回。

他3匹、2匹は何度も。
1匹だけは数え切れず。

だから0匹という日は、割合少ないです。

この(アク)趣味、はまると怖いですネ。





ハナバチ
.... ハナバチはミツバチの近縁種、
土に穴を掘って幼虫を育てます。

夏がくるとハナバチがどこからともやってきて
セッセと穴を掘り出すのです。

日増しに増える穴の数。
そしてポロポロと掃き出される土。

とほうもない土の量に驚くばかりです。
くい止めるべき一念発起、網戸用のネットを張り巡ら
せました。

うまくいったかって?

まずまずでしょうか、
わずかな隙間を利用し、生き延びたやつもいます。

ともかくやっかいなことだ。
毎年こんなことやってられないです。


..... これは西側階段です。
両側の崖はハナバチの恰好の営巣場所。

雨が降ると大量の土が流れだし、道路を汚します。
そろそろこの課題にケリをつける時期でしょう。

石垣は鉄壁な守り。
難しさも予想されるが、やってみなけりゃ分かりません。

それに使い道のない廃材の石も処分できます。
一石二鳥です。




あまりの不揃いの石なので、積み始めてまもなく元気をなくし
ました。

まるで小学生のような出来栄えに、一つ積んではタメ息。

後悔がつきまといます。
こんなに落胆するんだったら、最初からプロに依頼するん
だった。

途中まで積んでは壊して、一からやり直し。
この繰り返しですから、石材の悪さを憎まずにはおれません。


なかば自暴自棄になっていたちょうどその時、お隣のヨットマン
T氏が通りかかりました。

「いいんじゃない なかなか芸術的ですよ」

ワタクシ、すぐに影響を受けるタチです。
コダワリから自由へと切り替えましょう。

イチカバチカ、突っ走るだけです。


ご覧ください。
いかがでしょう、これが芸術作品にみえます?

う〜ん・・・
やはり、小学生並みでしょうか。

石は全て使いきりました。
むしろ足りなくなって庭中探し回り、補充したくらいです。



どうぞ至近距離でご覧ください。
モルタルでしっかり固めてありますから頑丈ですよ。

この作業への執念と熱気を物語るエピソードです。
セメントと砂の買い出しにホームセンターへ3回行きました。

これはまさに、
芸術創作に、頭のすべてを使った証です。

残りわずかな脳みそでは、セメントと砂の消費計算はムリ
でした。






これは夏の日の忘れられないメモリー。
次女の高校時代のクラスメートたちです。

15年ぶりだろうか。
あどけなさを残した娘さんたちは、すっかり
おかあさんになっていました。

これを機に、定期的に五ヶ所に来てほしいなあ。

そして君たちが海で遊んだように
子供たちを豊かな自然のなかで
たっぷり遊ばせてほしいと思うのです。





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