一等地(平成28年)
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            汗を沢山かくと、土地が生まれ変わります。
                        
            どうせなら一等地に昇格させたい。




すっかり春の定番となったタケノコ堀り。

うれしい半面、モウソウ竹の地下茎には
手を焼いていました。

なんと一年で8mも伸びるとはねえ!

日当たりの良い花壇に侵入したのが3年前。
このままでは不毛の地と変わり果てるでしょう。


急がないと。
地下茎の侵入防止にはこの手しかありません。

深さ60cmの溝を掘り、プラスチック製の
あぜ板を埋め込むのです。











溝堀りは全長28mになります。

お馴染みのS商店(総合商社)の厚意により
ユンボを借りることができました。

準備したプラスチック製のあぜ板は、
長さ120cm、幅50cm、厚さ4.5mmの頑丈なもの。

それを23枚つなぎ合わせます。













事は簡単に進みません。

ユンボで掘り進む毎に、地下茎が立ちふさがります。
太い樹の根っこもあります。

ちっこいユンボでは引きち切れません。

従って、その都度エンジンを切り、
ノコギリやチェーンソーを持ち出すことになります。

ご覧いただく大量の地下茎、
運転席を何度乗り降りしたことでしょう。










ユンボで最大の難関がココ。

ユンボが通る道は、急斜面に盛り土で
造った小道です。
しかも谷側に傾斜しています。

はっきり言って、怖い。

さらに肝心のユンボが、
時々ガクンガクンと、ご機嫌斜めになるし、
怖さは半端じゃありません。











操作を一歩誤れば奈落の底。

ワタクシ、ユンボと心中するのはイヤです。
いつでも脱出できるように体半分は逃げ体制。

写真では分からないですが、谷側には
道板を敷きました。

用心してダブル重ねです。



埋め戻して砕石を敷き、プレートで転圧をかけて
ようやく終了。

この最終作業が一番うれしいな。












転圧プレートをこのように使うと、
法面の地盤強化になります。

ただし、このような小型の転圧プレートだから
できる訳でして。

エヘン
数年前に無理して買っちゃった。











モウソウ竹の侵入阻止記念にと、
着手したのが石畳新道の整備。


この場所は東向き緩傾斜地で、地下茎の脅威さえ
無くなれば、草花には最適な場所です。


本日をもって無事、一等地に生まれ変わりました。



ドカター]のつぶやき
ワタクシ失敗しないので







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