夏の楽しみ


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田舎暮らしの老人が一歩外にでると、
どれだけの楽しみが待っているのでしょう。

          
・・・・ ・・・・

モグラの勢いが止まりません。












土を払いのけ、
トンネルの出口を確かめます。

二度と出て来れないように
出口を小石でふさいでやります。

一日経つと、別の所が掘られています。










せっかくのロックガーデンが
これでは台無し。

朝、昼、深夜問わず、
見つけ次第、復旧します。

そのたびに憎しみが
こみ上げ、ワタクシは餓鬼と化します。

まさにモグラ叩き。

一日に3度もあると、
怒りが3倍に膨れ上がります。


数日前に復旧した場所の
すぐ隣にまたしても!

穴に小石を叩き込み、
さらに追加で叩き込み、
さらにさらに念押しで、
気が済むまで叩き込みます。


このときの快感といったら・・

















モグラは花壇を縦横に占拠します。

それを防ぐ最善の方法を発見しました。

モグラの横断するところを叩き固め、奴らの掘削能力を
萎えさせること。

一度横断されたら、倍返し。
執拗に叩き固めたら、その結果、おおきな溝になっちゃった。


あきらめないモグラと
憎しみに燃えるワタクシ。

止まることのない攻防戦は、我が家の風物詩となりました。






ご覧ください 一面がまっ茶色。

大量のハナバチ(ミツバチの近縁種)が、わずか一週間で
掘り崩した結果です。

ハナバチが巣づくりのために、この場所を死守する訳は?
確かに、花がたくさんあるから仕方ないのかもしれません。


やれやれ これからはモグラとハナバチの強力タックルかい。

















生ごみの処理場です。

10か所の埋め場を、順繰りに堀って埋め戻す。
元に戻ったときには、生ごみは土になります。

さて今年は?










今年は甘瓜。

去年はトマトにカボチャ。

生ごみの種から何が出てくるのか、
毎年のお楽しみですね。
デキワル後輩が、家族と一緒に訪ねてくれました。
感無量です。

今から22年前、敷地の開拓に明け暮れていたときの 
唯一絶対の奴隷でした。

文句ひとつ言わず、数年間に渡り黙々と働いてくれたおかげで、
今日の楽園生活があります。

かたや有能な企業戦士だった彼も、退職間近。

かわいい山の後輩と、また一緒に遊べるかと思うと・・・ ぐふふ
笑いがとまりません。















お隣りの町、南張にお住まいの陶芸家夫婦。
さっそく訪ねてみました。

お話しが楽しくて3時間以上も長居するありさま。
波乱と冒険の人生模様に共鳴しっぱなしです。

奥さんは、わが庭の貴重な理解者。

そしてお互い夫婦の共通点は、
かつて山登りで青春を謳歌していたこと。

合歓さんは、有名な陶芸家と聞いていたのですが、
なんだか先輩のような気がしてきました。






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