信州のオープンガーデン(平成29年夏)
7月4日は旅先で台風3号と合流します。 　　　　　　　　　　　場所は長野県北部。 　　　　　　　　　　　信州オープンガーデン3泊4日の旅に参りましょう。
まずは須坂オープンガーデンへ。 2年前はペンション経営のオープンガーデン巡りをしました。 今年は個人庭に絞り、３カ所の訪問予定です。 （須坂市2カ所、小布施町1カ所）
中村庭 須坂市は人口5万弱、 50庭が開放されています。 いずこも和風庭が多いです。 しかし私たちの目標はナチュラルガーデン、 そのお手本となる庭に狙いをつけます。								中村庭 中村庭は広大な敷地に、 雑木が生い茂り、野趣満点です。 オープンされてから5年ということ。 冷たいコーヒーをいただきながら、 庭主さんご夫婦の熱い思いに 感心しました。
小林庭 須坂オープンガーデンの看板ともいえる小林庭。 沢山のバラと沢山の宿根草がバランスよく 組み合わされています。
小林庭 元は和風庭園だったのを洋風にチャレンジ、 造作物は全て手造りだと知りオドロキました。 改めて奥さんの細腕を見てしまうのです。								小林庭 コーヒーをいただきながらアルバムを 開きました。 見学者は北海道からも沖縄からも後を絶ちません。 観光バスの団体もひっきりなしとのこと。 ご主人はそれを記録写真に残そうと、夜ごと プリントアウトされるとのことです。
(画像は上記ＨＰより) 須坂市のお隣りは小布施町、人口およそ1万人。 そこに130軒のお庭が公開されています。 ちなみに南伊勢町は人口１万3千人。 公開庭はワタクシどもの一軒だけ（笑）
湯浅庭 おぶせオープンガーデンのなかで、 数少ないナチュラルガーデンの代表です。 ここも奥さんが主役。 コツコツと思いのまま手をかけてきたら こうなった、湯浅さんは言います。								湯浅庭 大石とか仕掛けもない、 ただ草花だけのナチュラルガーデン。 ごくありふれた植物なのに、 なんて気持ちがいいんのだろう。
湯浅庭 いろんな取材の対象にされている湯浅庭。 その魅力とは、 ただただ自然風ということに尽きるのでしょう。 冷たいコーヒーをいただきながら、改めて感動の 根拠に気づかされるのでした。 １日でオープンガーデンを3軒訪問。 いずれも庭主さんは、惜しみなく時間をとってくださり、 みなさんやさし過ぎます。 ありがとうございました。
番外編 以下は個人庭ではない観光施設巡りです。
フローラルガーデンおぶせ（画像は同左のHPより） 小布施町にある花の主要観光施設。 花園の造成は変化に富んでいます。 しかし、花壇の植栽はありふれた公園風で、初期造園の 意図から大きく外れたと言っていいでしょう。 お金と時間の無駄でした。
軽井沢レイクガーデンの前にある地域の管理事務所 とうとう来たかと待望の軽井沢レイクガーデン。 素晴らしい花景色に、てっきりレイクガーデンの入り口かと 思いました。 しかし全く関係のない施設でした。
軽井沢レイクガーデン 期待度100％の軽井沢レイクガーデン。 豊かな水をたたえる湖に展開される 広大なナチュラルガーデンと謳う、 その 入り口ちかくが、この景色です。								軽井沢レイクガーデン 水面にはアサザの黄色い花が浮かび、 湖を一周する散策路からいろんな景色を 楽しめます。 ありふれた観光施設と思えば ガッカリしないでしょう。
軽井沢レイクガーデン 花のメインはやはりバラでしょうか。 しかも整形花壇風ですから鮮やかです。 バラとナチュラルガーデン、 イイとこ取りの妥協となると さて魅力のほどは？
小諸駅前　停車場ガーデン こちらは無料の市民ガーデン。 白樺の木と宿根草が明るく輝いています。 ガーデン運営がしっかりしているようで、 10年以上経過しているとは思えない 美しさでした。								小諸駅前　停車場ガーデン 我が庭でとっくに枯れたアグロステンマが 今が盛りです。 高い入場料のガーデンに気を落とし、 無料のガーデンに拍手喝采、 だからガーデンニングは面白いのです。
小諸駅前　停車場ガーデン 素晴らしいガーデンから180度目を転じると、 ご覧の風景です。 繁栄から取り残される駅前の街に 哀愁を覚えました。 もし独り身だったら、 住んでみたいと思ったのです。
おぎはら植物園　上田店 最後の旅に立ち寄ったのがここ。 宿根草で最大のネットショップといえば おぎはら植物園。 汐見ガーデンの花の半分以上は、 こちらでお世話になっています。								おぎはら植物園　上田店 さすがです、 若く美しい女性たちの手によって 苗はきちんと管理されていました。 もしワタクシが近所に住んでいれば 毎日でも会いにくるでしょう。 苗にです！
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