ガーデナー症候群(平成30年冬)

                       
           冬は暇な人は暇。

           奥深い人は、忙しいはずなのに暇そうにしてる。

           わりと暇なのに忙しそうにしているのが、ワタクシ。


法面改修工事

道路沿いの法面がえぐられました。

イノシシの仕業、
主食の葛(くず)根を漁ったのでしょう。

とりあえず、くずれた土を戻したのですが、
なんともだらしないですね。












楽して復旧する方法がないものか、
自然風となれば、やはり石積みしかないでしょう。

廃材捨て場から運んできた
コンクリート付着の間知石。

まずは、そのコンクリート剥がしから
始めねばなりません。

やれやれ、イノシシごときで・・

しかし
石積みとなれば、やはり血が騒ぎますね。












攻防最終章

モグラとハナバチとの攻防戦が
大詰めを迎えました。

切り面は石垣を積んで問題なかったのですが
下部に弱点があったのです。

イノシシやシカはしつこいですが、
モグラやハナバチだって負けていません。

負けそうになるのは
ワタクシだけ。









アルプスの岩場に咲く花、
そんなロックガーデンを夢見た北側斜面。

夢を終わらせたらどうなるでしょう、
きっとハイジーが悲しみます。


石の調達から1週間で完了。

最下部を深く掘り下げ、コンクリートを
充分に埋め込みました。

さあ 相手がどうでるか
愉しみです。







ガーデナーの習性

花畑の新規開拓です。

一畳程度の広さですが、いくつも作りました。


ここに何を植えようか?

目につくところですから慎重に。

花の選定もまた楽しみです。










この場所の開墾後、すぐに苗を植えました。

手前がギムノカルパ、
向こうの寒さ除けのなかはチョコレートコスモス。

挿し芽で育てた苗の冬越しです。
はじめての試みとあって心配。

ちょこちょことスカートをめくっては
安否を確認しています。

この場所に何を植えるか、迷っています。

高い位置にあるため背丈が低いもの、
木の陰になるので半日影を好むもの、
それから
周りとの調和から花の色は淡い色がイイでしょう。

何を植えようかな?

毎日一回、それを考えるだけで
うふふ
生きる張り合いとなります。










小池に続く小道の右側です。

オニユリの勢いが激しかったので
全部撤去しての開墾です。

近くにササユリもありますから、同系色を避け
青色のフェリシアに決めました。


選択の根拠ですが、単純です。

種から育てた苗が沢山あり過ぎて、
どこかに植えないと・・さばけないし。

ベンチで休憩しているのに、目の前に
花がないのもさみしい・・という理由で開拓。


ここは午前中は木陰になり、午後からは
西日が当たり、草花にとって
辛い場所と言えるでしょう。


現時点での有力候補は宿根ネメシア、
日当たりを好みます。

さぞかし辛いだろうに・・

実は10年くらい前に、このあたりに
植えた記憶があり、イジメるのは慣れている訳で。









この花壇はブルーベリーの跡地です。

3本のブルーベリーの跡に、3カ所の花壇を
作ったのが去年の秋でした。

しばらくして、拡大を兼ねて
一つの花壇に統合したのです。


思いついたら食らいつこう。

ええ こうした変更は、よくよくあることです。




我が庭で標高が一番高い所。

石ころだらけの不毛の地を、
新たに土を運び入れ、無理やり花壇にしました。


ここに花が咲くとどうなるんだろう。

考えただけでもよだれが垂れてきます。

バーヤの提案はフレンチラベンダー。


それで決まり!





ここも急傾斜で不毛の地。

石垣で土留めをし、1級花壇に変身させました(へへへ)

この花壇は下から見上げると素晴らしいです。

従って、匍匐性で垂れ下がるものがふさわしい。


種から育てているアナガリスが元気です。

見頃はオープンガーデンの時期となり、尚更グッド。


今年のオープンガーデンは、
なんと
花のボリュームが3割以上増えるでしょう♪







ワタクシみたいなガーデナーは
変わり者かと思うと、そうではありません。


ドンドコ、ドンドコ花の種類を増やしていくこと、

バンバカ、バンバカ植える場所を拡大していくこと、


こうした拡大熱を園芸界では、
初心者ガーデナー症候群と言われており、

まさにワタクシがそれです(笑)







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