禍を転じて(2021オープンガーデンへ)(2020-12月)

2020年オープンガーデンはコロナ禍で寂しい限り

悔しい気持ちは二度と味わいたくないです。




仕切り直しに案内プレート(陶器)を更新

思い切って残存の常緑樹を伐採。

赤松の大木、サザンカ、ツバキ、ビワが消え、
見通しのよい明るい庭になりました。






熱意は竹藪にも。

花壇への侵入を繰り返すしつこさに、
ついにブチ切れました。

世話した新竹も切りまくり、
総数で15本くらい始末したんでやんす。






勢いは止まらず。

わりと広い駐車場だったけど、
さらに拡幅しました。

これでようやく
真ん中に駐車することは無くなるでしょう。



 
 
庭から眺める一枚の絵。

日が照ると身も心もあったかくなります。





   
 
落葉樹は彩りに満ちています。

しかも冬になると
庭を驚くほど広げてくれるのです。





 
玄関に続く入口を眺め、

春のお客さんを待つ日が続きます。
   
 
春になると景色が一変。

想像するだけで血が騒ぎます。




 
春の景色の主役は何と言っても花です。

いつもと同じ景色でイイなら多年草で、
変化を期待するなら、一年草となるでしょう。

コロナ禍のウサを晴らさんと、
一年草の苗を2000株以上植えたよ。





 
 
例えばこの花壇、
花の種類や咲く色によって雰囲気がガラリと変わります。

大人の落ち着きを期待し、
フロックス・シュガースターの苗を植えました。






こちらは高性のキンギョソウです。

白色と薄ピンク、それに薄黄色を少し加えて
地味な明るさを狙ってみました。






育苗小屋には春先に植える苗がスタンバイ。

寒さに弱そう苗、また小さすぎて
屋外の冬越しが心配な苗たちです。





   
 
すでにお気づきかと思いますが、
霜除けの白いシートがいたるところに・・

これはトンネルと言われるもので
厳しい寒さから苗を守ってくれます。





 
ご覧のトンネルは、種を直まきしたエリアの保護。

余った種の7種類をブレンドし、砂に混ぜて
適当にバラ巻いたところ、芽が出て、

しだいに愛おしくなって・・





   
 
トンネルの覆いは不織布。

周囲の押さえは全て石。

めくって中を覗いてみましょう




見ての通り、
もみ殻で薄く覆い、その上にバーク堆肥で
苗の周りを二重に覆っています。

バーク堆肥ですが肥料効果は薄く、
霜除け対策です。

そしてさらに不織布を加え、保護を三重に!

理由は単純
当初は不織布の予定など無かったのですが、
ちょっと心配になり過剰になっちゃった




 
 
 
こちらは薄ピンクのビスカリアとスイートピーの組み合わせ。

ビスカリアの苗ですが、数が足りず只今育成中です。
その結果、
苗の総数は植え終えたものも含めて、ナント210本にも!

いっぽうスイートピーは耐寒性に不安があり、
寒風から守ってやらねばなりません。

今のところ9株全員無事でひと安心


ところで苗の一株は市販で100円程度と想像すれば、
今年育成の苗数が全部で2500株!

うひゃ〜だね






あと10日でお正月だというのに
バラだけは元気がイイなー

初夏のバラより初冬のバラのほうが、
色も鮮やかだし






我家のバラはほとんどが修景バラ。

花が小さくて地味ですが、病気に強く
ほっぽらかしで0Kです。

ガーデニングで気づくのは、
どこかで力を込めるんだったら、

どこかで力が抜けるってことかな





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