春待つ庭(2021-2月)

2021年の春は、
コロナ禍でのオープンガーデンとなりますから
不安がつきまといます。

でもね、ひたすら土にまみれていると、
しだいに楽天的になりますのじゃ



強力な助っ人となるフルイ。

網目が1cmとなっていますから花壇にとって
必要かつ十分でしょう

まず土を耕し、できるだけ
細かくしておくことが肝要。

青色の一輪車でフルイにかけます。






フルイに残った小石等は
錆びた一輪車にぶちあけます。

さて、ここから一手間をかけねば
なりません





錆びた一輪車の中には
土が付着した石や、土の塊。

それを土農具(ジョレン)で叩き攪拌し、
細かくした後、またフルイにかけます。

フルイに残ったのは、土を剥ぎ取った
純粋な石ころだけ?のはず

その「石ころだけ」を黄色の一輪車に
ぶちあけて、一連のフルイ作業は
終了です。





   
 
フルイにかけられた土はやがて
紺色の一輪車に一杯になります。

そうなると作業が先に進めないので、
一時保管の緑色のトロブネに移さねば
なりません。

全ての土のフルイを終えれば、
花壇へ戻し、完了。





 
さて黄色の一輪車に残った
石ころですが、

イイ案配に、散策路の斜面の補充に
うってつけでした。

お分かりいただけたでしょうか
一輪車が3台ある便利性が(笑)



 
 
今年次々に誕生した花壇。

土はフルイにかけて納得のいくものにしました。

あとは何を植えるか、植栽プランにワクワクして
夜が眠れません。

その分、昼寝はドンドン延長






 
この小道は、2021年度のデビュー作品。

今まで松やサザンカ、ツバキなどの
常緑樹があった場所です。

視界が悪く、だれも見向いてくれない
エリアでした。






松を倒し、根っこを取り除くと
新たな花壇が誕生するでしょう。

そう思うと居ても立っても居られません。

人に注目してもらうのがダーーーイスキ

 
   

手ごわさは百も承知

一歩、一歩前に進めば、
いつかはゴールにたどり着けるんだと

今まで同じことを、
何度も繰り返したもんね

持続力こそ大成のカギなんだ。

しかし、
その持続力が高齢でなくなっている

為せば成るもんだ

ステキな花壇の誕生です。

「ここにどんな花を植えようか、
苦労した場所だからドーンといくか」

気持ちが高ぶっているときこそ決断、
ネットで注文したのは極めて高価なヤツ。

アハハ いつもこうなちゃう

たっぷり汗をかくと、きまって
多額な出費につながるのであります。





   
 
この一輪車は1995年に購入したもので
25年以上のつきあいになります。

今もバリバリの現役。

ただしタイヤはダメだなあ

3年くらいの寿命だから
今まで7回くらい取り換えただろうか

(ノーパンタイヤはクッション性が無い故、
土方工事には使えませんね)






 
まだまだいけると思っていたのに
ポッカリ穴が開いていました。

よく見ると他にも幾つか

鉄板が薄くなってたんだね


そうか、
みんなガタがきても おかしくないんだ

   
 
ネムの大木を数年前から切り詰め、
とうとうこんな姿にしちゃいました。

ここまでくるといっそのこと
切り倒そうかな

問題はフェンスを痛めずに
倒せるどうか、ウ〜ムむずかしい




 
倒す方向を定めたら、
あとはロープをどう張るか。

ここはじっくりと考え、
功を急いではいけません

4本のロープを使い、用心ぶかく進めて

メリメリ メリメリ ドドーーン 

ハイ完璧でした





 
 
春を待つ冬の景色は地味だけど、
やっぱイイなあ

花の一年草をたっぷり用意できたので、
風景を任意に変えることができるでしょう。

今まで見たこともない景色になるはず!

ワタクシの好きな空想に・・どっぷり







冬鳥として全国に飛来する
ジョウビタキ

市街地の庭などにもやってきて、
単独で縄張りをもつ習性らしい






遠い北の国からようこそ♪

メスだと分かれば、なお可愛い

物干しざおに止まり
カメラを向けても逃げません






ところが糞がスゴイ

毎日毎日掃除するのが面倒くさく、
2,3日するとご覧のとおり

決まって同じ場所で糞をします。

これを避けるには
物干しざおにとまらせないこと。

さっそく平和的手段に。






鳥が嫌う水糸を1本張って、
次の日は追加で2本張って、

けれど彼女は平気でくぐり抜けて。

また次の日は追加で2本張って、
さらに2本追加して、

どうだ、これでまいったか!


しかし 彼女ときたら

水糸にもたれ、くつろいでいますよ





 
 
当然ですが
糞は洗濯物に付着します。

追い払っても追い払っても舞い戻ってきます。

そのしつこさときたら・・

今日も朝早くから
老夫婦の金切声が響いております。






   
 
このエリアほど激変したエリアはないでしょう

幾度となく手を加え、いよいよ最終局面に。

花壇のメンテ用踏み石を、安定感のある
大きなものに取り換えます。

大きいものは直径50cm、高さ14cm

ワタクシの力でどうにか
持ち上げれる重さです
 
踏み石に乗れば、草花を痛めることなく
安心して作業ができます。

しかも踏み石まわりに空間ができ、
風通しがめっぽう良くなります。

また自然風を損なうこともないし、
踏み石の価値は意外に高そう

ハイ、自画自賛



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